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四つの理由は、それぞれ別の場所で確かめられます
導入判断の三つの問い――「本当に動くのか」「自社の現場に合わせられるのか」「導入後を支えられるのか」――に対し、四つの技術・運用面から判断材料を示します。
各節では、実際に使っているツールの日本語画面と製品の構成図を掲載しています。現場写真は公開許諾の確認状況を管理し、結果に応じて掲載内容を更新します。

01 自社開発 AI 基盤
対話の中身を、他社任せにしない
手元の資料(PDF・テキスト・スライド)を取り込むと、解析とベクトル化を経て、その企業だけの知識として蓄えられます。応答は大規模言語モデルに任せきりにせず、蓄えた知識から引く仕組み(RAG)を通します。だから「知らないことを、知っているふうに答える」を抑えられます。
同じ知識は、ロボットだけでなくウェブやアプリからも呼び出せます。窓口を増やしても、答えの出どころは一つです。
図の灰色の項目(公式サイトの URL 取り込み・企業側 API との連携・外国語翻訳)は開発中です。現時点で使えるのは色の付いた部分です。
会話トレーニングキットの画面を見る02 移動・対話の統合設計
動くことと話すことが、ひとつの流れに入っている
「人を見かけたら声をかける」「売り場まで案内する」「その場で注文を受ける」。この一連の動きは、移動の制御と対話の制御が別々のシステムに分かれていると組み立てられません。
画面は実際の編集画面です。時間帯の指定、呼び込みのきっかけ、屋内移動、AI との対話、条件による分岐が、同じ一本の流れの上に並んでいます。順番を変えるのも、キャンペーンに合わせて差し替えるのも、この画面だけで終わります。
プログラミングは要りません。現場の担当者がその場で決められることが、運用が続くかどうかを分けます。
Roflow の画面をひと通り見る03 現場に合わせた対話・接客
受付と売り場と教室では、話しかけ方が違う
同じ機体でも、受付では短く要点だけ、売り場では商品まで案内し、教室では相手の反応を待つ。話す内容だけでなく、待つ長さや繰り返し方も現場ごとに違います。
日本の現場では、家電量販店・商業施設・商店街・飲食店で実機が動いています。現場写真の掲載可否は導入先ごとに確認し、承諾状況を台帳で管理します。
※ 写真の機体:旧実証実験の一時仕様(未販売)
導入事例と現場の記録を見る04 柔軟なカスタム設計
筐体の色から、機能の組み合わせまで
既製品をそのまま置くだけでは収まらない現場があります。設置場所の幅、必要な高さ、表示の大きさ、施設の色。NUWA はロボット本体を自社で設計しているため、外装から機能の構成まで、現場に合わせて詰められます。
既存の設備や業務システムとつなぐ場合も、必要な範囲だけを受託開発として切り出せます。
受託開発の進め方を見る05 導入した後
台数が増えても、運用を止めない
拠点が増え、機体が増えると、現地へ出向く回数が運用の重さになります。管理システムでは、権限を階層で分け、複数拠点へまとめて配信し、稼働の状況を離れた場所から確認できます。
どの案内が実際に使われたかは数字で残ります。次に何を差し替えるかを、印象ではなく記録から決められます。
管理と集計の画面を見るJOINT RESEARCH
公募型共同研究で、答えの中身まで確かめました
東京都立産業技術研究センター(都産技研)との公募型共同研究で、店頭に置いた実機が来店客とどう話したかを記録し、会話ログ 583 件を項目ごとに人が読んで検証しました。
- 回答満足度 95.4%(目標 90% を 5.4 ポイント上回る/検証対象は会話ログ 583 件)
- 指定場所への移動・画像と映像の表示・遠隔からの配信は、いずれも動作検証 100%
「だいたい合っている」ではなく、何件のうち何件が的を射ていたかを数えています。現場に置いたあとで効果を測る手順そのものも、この共同研究で作ったものを使っています。
出典:東京都立産業技術研究センター 公募型共同研究(NUWA ロボティクス JAPAN 株式会社)。数値は共同研究で検証した範囲のもので、設置場所や運用条件が変われば結果も変わります。
POC TO PRODUCT
実証で見つかった課題を、次の設計へ戻す
PoC は、機能を一度動かして終わる試験ではありません。製品をつくる側、技術と安全を確かめる側、導入を支える側、実際に使う現場の四つの視点をつなぎ、運用中に見つかった課題を次の設計へ戻します。
- 安全設計:指挟みやよじ登りなどの危険源をリスクアセスメントで洗い出し、非常停止を操作しやすい位置に置くなど、実機の構成を見直す
- 回答の管理:RAG で製品・店舗などの登録済み情報を参照し、答えてよい範囲を限定する。誤回答や意図しない指示への対策も運用条件に含める
- 対話体験:回答を準備している間も「お調べします」などの短い応答を返し、待ち時間を不安に感じさせない会話の流れを設計する
- 継続運用:Roflow の変数・共通処理で売り場ごとの案内を更新しやすくし、RMS で端末状態、電池、コンテンツ配信、エラーを遠隔から管理する
こうして、現場ごとの調整を属人的な作業で終わらせず、次の導入でも再利用できる設計と運用手順に変えていきます。
現場の条件をお聞かせください
設置場所の広さ、対応したい言語、必要な台数。条件が決まっていない段階でも構いません。近い現場の事例からお答えします。